
[理事長・ 校長 ]
坂梨修司 |

本校は
一つ、家庭的で温かい雰囲気に包まれた、
二つ、輝く笑顔と優しいまなざしがあふれる、
三つ、できないところより、できるところを大切にする、
素敵な学校です。
私たちは今、ロボットや人工知能等の先進技術を活用する新たな時代を迎えようとしています。“人の生き方や考え方の変化”“グローバリズムの進展”等に柔軟に対応する力など、これからの時代にふさわしい「人材」づくりが求められています。
そのような中、新型コロナウイルスの感染拡大が起こり、日常生活に様々な制約が強いられました。このことは、効率や成果を優先してきた私たちの歩みをいったん立ち止まらせ、もう一度足元を見つめ直す機会となったのではないでしょうか。
「“ふつう”の生活を送ることの難しさやありがたさ」「人の命は支え合いで成り立っていること」「支え合いには優しさや思いやりが必要なこと」等々、当たり前の重要性に改めて気づかされました。
また、私たちの生活や衣食住の在り方までも、考え直す契機となったように思います。
本校は、前理事長の「教育は時代遅れぐらいでちょうど良い。豊かな心を育むことこそが、教育の基本である。」という理念のもと、明治36年の創立から118年間、その教育実践を脈々と継続しています。
新しい時代に向けての「人材」づくりも重要です。しかし、今回のコロナの件で学んだように、どのような時代であっても、命と心を大切にする取り組みを疎かにすることは決してできません。
本校は、そのための「人」づくりを最も大切にしている学校です。
さあ、私たちの学校で素敵な女性になりましょう!!
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